「時間がない」はただの言い訳。あなた自身の問題から逃げてはいけない

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自分がなにかを達成できなかったとき、真っ先にあげられる理由が「時間がない」
しかし、僕はそれをただの言い訳だとしか思っていません。

実際は時間以外に問題があることがほとんどだからです。
本気で時間がないから自分はやりたいことができないんだと思っている人は、もう一度自分を見直してみてください。

惨めだとしても、本当の原因と向き合わなければ永遠にやりたいことはできません。

なぜ時間がないという理由は言い訳であるといえるのか、なぜ人は時間がないという言い訳に逃げるのかについて説明していきます

社会には忙しくても自分の時間を確保している人がいる

大学生に時間がないなんてウソ

ぼくも時間がないという言い訳を大学生からよく聞きます。 勉強とかサークルの練習とか資格勉強とか様々なものに対してその言い訳を使います。

大学生がですよ?
大学生に時間がないなんてそんな馬鹿ことはありません。

多くても普通授業は週に40時間あるかないか、休講だってある、長期休みは二ヶ月あります。日本で一番暇なはずである大学生ですら、時間がないという言い訳を使うのです。

こんな人が社会人になったところで、やりたいことをできるはずがありません。だってより「時間がない」んですから。

じゃあ社会人が時間がないというのは、正当な理由なのかというとそうではありません。 社会人でも、時間がないと言い訳をせずにやりたいことをやっているはたくさんいます。 そのなかには、あなたよりも忙しい人もいることでしょう。

あなたより忙しいのに「時間がある」人

少し極端な例かもしれませんが、池田千恵氏は『「朝4時起き」で、すべてがうまく回りだす! (PHP文庫)』のなかで、「ワタミ」や「ボストンコンサルティンググループ」努めていたときも朝四時起きをして自分の時間を確保していたと述べています。

暇なはずの大学生ですら「時間がない」という言い訳を使い、一方で忙しいはずの社会人が自分の時間を確保している

こうして考えてみると時間がないという理由は、現実的ではないただの言い訳でしかないことがわかるでしょう。

人はなぜ「時間がない」に逃げるのか

外部要因と内部要因

では、人はなぜ「時間がない」という言い訳を使いたがるのでしょうか。

物事がもたらした結果に対して、原因を考えるとき、外部要因内部要因の2つにタイプ分けすることができます。

外部要因は、自分とは関係なく、他の人からもたらされたものが原因であると考えることです。内部要因は、自分自身の原因があると考えることです。

人は上手くいったとき、その原因を内部要因だと思います。
例:テストの点数が良かったのは、私が一生懸命勉強したからだ。

人は上手くいかなかったとき、その原因を外部要因だと思います。
例:テストの点数が悪かったのは、先生の出題が意地悪だったからだ。

企業の業績についての説明を読んだり聞いたりする機会があったら、ぜひ注目してみてください。業績の良し悪しによって、原因説明の方向が変わったりしています。

外部要因は気楽だけど逃げである

上手くいかなかったときの原因が外部要因であると考えてしまう理由は、自分を守るためです。

テストの点数が悪かったのは、勉強の仕方が悪かったから、私の頭が悪いからと考えるよりも、先生が悪いと考える方が気楽ですよね

もちろん本当に原因が外部要因であることもよくありますが、そうやって、自分自身の問題から目をそらすために外部要因を言い訳にしてしまうこともよくあるのです。

つまり人が外部要因を原因だと考えることは「逃げ」です。

「時間がない」は外部要因

あなたがやりたいと思ったことをできなかったとき、「時間がない」と言い訳をするのも外部要因を原因としています。つまり「時間がない」は、現実的ではない言い訳であり、人がよく逃げにつかう外部要因です。

もう一度、自分と向き合ってみてください、それでもまだ「時間がない」という言い訳を使いますか?

本当の原因と向き合わなければいけない

逃げるのはもったいない

あなたがせっかくなにかを成し遂げようと思っているのに、時間がないといって逃げてしまうのはもったいないことです。どうせなら、本当の原因を追及して、そのやりたいなにかを実行に移せるようにする努力をしてみてください。

本当の原因とは何か

それでも「俺は本当に時間がないんだ」という人はたくさんいます。 しかし「時間がない」という言い訳を使う人は、それが本当なのかを確かめる意味でもよく考えてみるべきです。

時間がないのが原因ではなく、意味もなくだらだらしてしまうことや、飲み会を断れないこと、無駄に寝てしまうことなどが原因ではありませんか?

時間は全ての人に与えられた貴重な財産ですから、ぜひ有効活用するべきです。そのために「時間がない」という言い訳して逃げるのではなく、あなた自身の本当の原因と向き合ってみてください。

夏休みなどの長期休暇は自分を試すチャンスです、ぜひなにかに挑戦してみてはどうでしょうか?

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